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あなたの心に届くもの

2018年08月28日

パチビー読者の皆様!こんにちは!こんばんは!おはようおやすみ(≧∇≦)

毎週火曜日更新「こんな塔子でイイですか」
一週間楽しみにお待ちいただけてたでしょうか?今週もはじまっちゃうよ~ん♪

PCで「あなた」と入力しようとして、「アバター」と入力しそうになることが多々ある。なぜNの隣がBなのだろう。

それはさておきアバターは名作と言われていたり、興行収入がすごかったり、そんな話をちらほら聞いた。そして、好きな人嫌いな人が極端に居る作品だなぁなんて思う。

そんな筆者はフジファブリックさんの「若者のすべて」という曲をはじめてしっかりと聴いた。フジファブリックさんをしっかりと存じているわけでもなく、同世代30代がこぞっていい曲だと言っていたという情報のみ。最近は定額ストリーミングサービスなんかがあるので、古今東西音楽はたくさん探っていける。そんな中で「あ、聴いてみるか・・」なんて感覚でその名曲に手を出した。実に10年越しの初体験だ。

しかしながら、クーラーのきいた部屋でぼんやり聴いた分にはさほどこの曲の良さがよくわからない。というのも、筆者は歌詞のアプローチがもっとドロドロとして直接的なものや、細かく説明してくれる親切なものが好きなようで(中島みゆきさんなどなど)一瞬ではわからなかったのだ。

そうして筆者はドロドロした曲を聴いて真夏の日々を過ごし、少し涼しくなって秋の訪れを感じたある日。マネージャーの車のラジオからたまたま「若者のすべて」が流れた。

夏の終わりにこんなにしっくりくる曲が他にあるんだろうか。そのあとは一日中胸がいっぱいで、帰宅してからその曲ばかり聴いていた。不思議だ。思い出したくないものまで溢れてきて少し泣いた。名作・名曲といわれるものはわかりやすいものだけではなく、響くタイミングやしかるべきときに心に響くのだなあと。そして、時間が経っても思い出にならず色あせることもない。心に刻まれた前と後で少し感覚が変わるほどの影響力がある。同じ人間が作り出したものが誰かを幸せにしたり、心の中身を吐き出させてくれたり、本当に凄いこと。この素敵な曲が10年色あせずにラジオから流れてくれたことを感謝したい気持ちでいっぱいです。



音楽や映画がなくても生きていけるって人は多い。けど、自分の心とうまく向き合えないとき、私は映画を通してたくさんの人物像に出会って、そこから答えをもらったり、ある歌のある歌詞に突き動かされて思い切った行動をとったり、一人の時間を彩るものは何かしら自分の背中を押してくれる。芸術の秋になるので、色々見返したり、新しいものをさがしたりしていきたいですね。

この流れのお話ではあるが初めてピンク映画に出演したのです。大事なお仕事!

筆者はAVデビューが決まったとき、話が進んでいくにつれてプレッシャーを感じていた。筆者のデビューは熟女では例を見ないくらい華々しいもので、周りの協力があってデビュー前にグラビア掲載されるわ、色々と盛り上げられていたんですよ。自分でもそんな盛り上がっていくとも思わず責任感みたいなものはずっしり感じていた。「タレント出身でもないのに、デビュー作をデビュー作として撮影してもらえるなんて凄いね」なんてことも言われていたし、「ちゃんとしなきゃ」って思いも強く、迷いや焦りがありました。そんなときにレンタルビデオショップで手にしたのがVシネマのDVDの数々でした。

気持ちが焦ってエロを勉強しようとしちゃったのね。塔子ちゃん頭が固いので。

Vシネマ、ピンク映画、呼び方は違えど(ここも細かいルールがあるようなのですが割愛)ストーリーがあって、数回のエッチなシーンがあって、というもの。AVのようにモザイクはなく、小道具でエロ表現をしたり、想像力フルパワーで見るもの、わかりやすいもの様々だ。

レンタルショップに置いてあって、筆者が借りた殆どの作品が城定秀夫監督という方の作品だった。今考えたら推しすぎだろってくらいたくさんの作品を置いてあったな・・。中学生くらいの気持ちに戻って、エッチなシーンでワクワクドキドキしながら作品の数々を観ていた。大好きな映画がたくさんできた。ピンク映画とAVは違うのだけど裸になるという部分で、AVに対しては明るい気持ちになった。中学生のような気持ちに戻れる、ワクワクできる。これって私が一番好きなこと。最初のきっかけはいろいろあれ、私は女性を表現する形が好きなんだと思う。それは自分がそのポジションでなくても良くて、見ているだけでも好きなんだけど、素敵な女の人のエロは自分にとって青春なんだよなあ。

前置きが長かったけどそんな城定監督の作品に出たんですよ!これはひとつの目標でもあったから関わることができただけで、もう我がAV人生悔いなし!!と思ってしまいました。しかし、また何かあったらよろしくって言って貰えたのでまだまだ並木頑張れそうです。より子供心をティーンなエロ心を忘れない女優さんになるぞ~~!

このコラムが掲載される頃には舞台挨拶も終了しておりますが、「恋の豚」という映画で太った女の子が恋をするお話。ピンクシネマの祭典といわれている『OP PICTURES+フェス2018』にて上映されます。9月9日にも再上映されるそうなので、この機会にピンク映画観てみたい!と興味を持った方はテアトル新宿へ足を運んでいただきたいです!

<宣伝>
テアトル新宿にて行われる『OP PICTURES+フェス2018』
オープニング作品「恋の豚」美津子役として出演

【活動情報】
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