パチビー読者の皆様！一週間楽しみにお待ちいただけましたか？

毎週火曜日更新「こんな塔子でイイですか」はじまり、はじまり～

先日、ピンク映画の撮影をしました。オイ、ピンク映画ばっかりかよって思う読者の皆さん、ええ、ピンク映画ばっかりです。好きなんだもの。

何度か色々なところでお話をしておりますが、エロのないラブストーリーよりエロありきの方がリアルなラブストーリーだと思っていた思春期の筆者は、好んで性描写、そして感情が昂ぶるような激しい描写の恋愛漫画を好んで見ていた。映画で言えば結末はどうしても納得できないのだけどベティ・ブルーなんてドンピシャです。激しくエロい恋こそリアル・・つまり●ックスで頭が一杯だったんでしょうね（笑）。

大人になってAVに出て、ピンク映画の存在を知ったときは胸が疼きました。ティーンエイジャー塔子がムクムクです。
大前提にそういう作品を観るのが好き。そしてAV女優であったことによって、そこに出演できるというおまけつき・・・（実際はおまけなんて言ってられない過酷な現場もありますが・・）

先日のピンク映画は天候に恵まれず、野外ロケはなかなかの過酷さでした。ん？Vシネのときもそうだったけど・・私が雨雲を呼んでいるのか・・・（！！）
凄くよくしてくださる監督で想いに応えたいという気持ちと、今までにない役をもらったので、自分自身凄く楽しんでやれました。撮影は長丁場。あきらかに寝ていない撮影スタッフ、俳優さん。こんな中でどれだけ最初に感じた、大好きだという想いを絶やさずに仕事ができるだろう？でも杞憂でした。やっぱり現場は楽しい。トラブルもあったけど色んな人の色んな仕事の仕方が見えた。これも経験なんだと思いました。

さて、前回出演したときも今回も思いましたが・・20歳位の女優さんは何故かみんな演技が上手だ・・・以前に何かをしていたわけでもないだろうし、AVだってドラマ作品も熟女より少ないにもかかわらず、カメラが回って最初の最初から、凄く自然で台詞回しも筆者の何倍も上手だ。カメラの位置、照明の角度なんかもなんとなく把握しているのだろうな。これは本当に凄いことなんです。

筆者はあまり演技が上手くなく、二年前から色んなとこに習いに行ったり、朗読教室に通ったりしていた。いまだに成長できてない部分もある。若く、体力もあり、肌もボディラインも綺麗で、美人で、そして言われたことをすぐできる・・台詞は丸暗記している・・・もちろん努力もしているのだろうけど、筆者はどんなに習っても考えても練習しても、現場経験を積まないと、きちんとお芝居を楽しめるようにはなれなかった。台詞は相手としっかり交わさないと気持ちは入らなかった。好きだからこその不器用かもしれない。けど、圧倒的に覚えも悪く、そして、ビジュアルだって凄くいいわけではない・・

じゃあなんで筆者が現場に呼んでもらえているんだろうってこと。大人だからこその良さ、そういうのがあると思うんです。これから年を重ねていく人達皆様にポジティブに日々を過ごしていただきたく、ここに気付いたことを記していきますよん♪

年を重ねて強みになったこと。一番は、自分の気持ちを言葉にする術があること。幼少のときからモヤモヤ考えていたこと、たくさん考える癖がある。頭の中は言葉で一杯×生きてきた年数だ。そして、人間である経験を重ねてきただけなのに、それらの言葉を心からスムーズに出し入れできるようになったのです（下ネタじゃないですよ）。

子供のときは伝え方がわからず、へんなことを言って喧嘩をしてしまうし、若いときはプライドが邪魔をして言えない。大人になるとそれが言えるんです。美しいものに美しいと言うこと、人にありがとうと言うこと、むしろ思ってるのに言わなければ損だわ！くらいの気持ちで言えるようになりました。

二番は、覚えが悪いので、努力しなければ何もできない。そのため、好きなことをより大事にするようになった。そして、人に何かを教えなければならないとき、自分が苦労して覚えたことの方がわかりやすく伝えてあげられること。

その三は、やはり若い頃よりよく体調を崩したり、疲れすぎると寝込んでしまったりするのです。これもひっくり返したらいいことで、切羽詰った現場で今誰が疲労感溜まっているのかなあ～なんてのがおおよそわかるようになりました。

たとえばこれに関して直接は何かできなくても、そこを把握した上でいつもより優しい気持ちでいるだけで、自分のちょっとした周りの人の笑顔につながっているのではないかな？とは思います。切羽詰ってるときは人の空気にあてられてしまったり、必要以上にナーバスになることもある。気持ち一つで空気は変わります。

そして今回ご一緒させて頂いた、俳優さんは、凄く丁度いいタイミングでスタッフ分の栄養ドリンクや、外ロケのときに温かい飲み物を差し入れしてくれたりした。差し入れそのものも凄くありがたいけども感動するのがどれだけ周りをみていたのか、と思えるようなタイミングであったため、本当に救われました。

●ックスのことを語るときもつい書いてしまいますが、周りを見ることは経験、そして見た上でどんな行動を起こすかは自分自身の心の持ち方で変わってくる。筆者は、自分と一緒に仕事する人に「この仕事は楽しかった」と思って欲しい。そのために気付かなくてはならないことはまだまだたくさんあるだろう。
そして、こういった情熱を言葉にできるということが大人である筆者の強みなんだろうと思う。

お芝居大好き！お仕事おまちしってま～～～す♪
外ロケの写真！寒かったよ～！また来週！お楽しみに～╰(*´︶`*)╯Thank you.♥


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