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毎週火曜日更新「こんな塔子でイイですか」はじまり、はじまり～

少し連休があったおかげで、飲み友達との縁を取り戻してしまった筆者は最近調子に乗ってお酒を浴びて（たしなんで）る毎日です。
お酒との日々。生活と切っては切り離せない状況。実際このコラムのお仕事もお酒が結んでくれた縁みたいな所もあるし（担当さんとは事務所関係ない友人？知人なんですが・・）、なにかと大人は「酒をかっくらう」のです。
もちろんそれに頼るのは良くないし、なくても付き合いは成立する・・が、しかし、飲み人間としてひとつ。「頼りになる知人友人」（ここでの頼りになるというのは金銭的なことでなく、付き合いのよさ）に、お酒の誘いをいただくことほどワクワクすることはないのです。

この誘いのワクワクさは、素面でいった某「夢の国」の素晴らしさにも勝ってしまう。酒飲みにしかわからないワンダーランド。合掌！！！はい、駄目人間です。
椎名林檎さんの「依存症」という名曲があるんですが、「翻弄されているということは、状態として美しいでしょうか」というなんとも身につまされる歌詞がございまして。飲みの席でオイタをしてしまうたびにこの歌が脳内を駆け巡りますよ。皆様も体に気をつけて良いお酒を！

さてさて本題。先日ストリップを見学してきました。事務所の人が、今後の選択肢のひとつにということで舞台に上がることも考えてもいいのでは？と声をかけてくれたのです。とは言え、すぐに上がれるわけでもなく、今受けているたくさんのお仕事もあるので、ひとまず見学・・という流れで浅草のロック座に足を運びました。

AV界で現在トップ中のトップを突っ走る君島みおさんが踊ってるタイミングで観ることができました（君島さんとは一度共演したことがありますが、引くほどの造形美、そしてふんわりした優しいお話っぷりで素敵な方です）。
君島さんは美しく、踊り子さんたちもみんなタフで強く、しなやかで美しかった。一朝一夕で身につけた魅力でないことは確かで、それを支える照明、音響も素晴らしい。（何でも照明はオリンピック級にしっかりしているそうで、綺麗な女性を、より美しくみせる感じ、すごいです。）

ぜひ、いつかあのステージに！しっかり体を鍛えて挑みたい、とワクワクしていたのですが、マネージャーさんとお別れした後に何故かドバーっと涙が出てきたんです。困惑。こういうときは自問自答の塔子。つまり、「じもんじとうこ」になってしまうのですが、主に思い出したのはとっても昔のこと。

筆者は、小学生の頃から極端な運動音痴でした。自分で苦手なことがわかっているからやりたくなくて努力もしなかった結果、病的なほどに鈍い人間ができあがってしまったのです。小学生、中学生のヒエラルキーみたいなものがありますが、頂点に立つものは、当然のようにスポーツができる。学校って勉強とスポーツだけだもんね。
悲しいかな、筆者はそのヒエラルキーの一番最下層になってしまい何しろ鈍いので悪目立ちもしてしまい、ものすご～～～～～～く苛められました。
きっと当時を知っている人は、からかっただけというでしょうけど子供って残酷だよね。悪気なく傷つけることができてしまうんだもの。

そして記憶は便利なもので、一部忘れてしまってるんですよ。現在の自分が昔からあるような気分になっているけれど、確実にあの過去はあったもの。
体育の授業の恐ろしさ、人の目の怖さ、ひとりぼっちの寂しさ、来年の運動会（体育祭）の前に事故でも起きて死ねないかなあ？と思っていたこと、一気に思い出して制御不可能でした。
なぜストリップを観てそれが溢れたのか。やはり、洗練されてエロさもあるが、「スポーツ」と「集団生活」であると脳が認識したのだろうと。

でも思うんだけど、こういうのは戦ってなんぼなんですよね。記憶を浄化することも、なかったことにもできないのなら、せめて今は努力できる自分になりたい、そんなことを思いました。こういう風に心の奥にしまいこんでいることを乗り越えていく時期なのかもしれません。

とは言え、まだ気持ちが中途半端なので、しばらくは今のお仕事をぎゅうぎゅうにいれてもらって、そのなかで考えていきたいと思ってます。いつかステージに上ることがあったら応援してほしいな。
一緒にストリップ見学に行った、藤川菜緒ちゃんと生田みくちゃん。かわいいです☆
また来週！お楽しみに～╰(*´︶`*)╯Thank you.♥


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