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自粛中に観た映画について

2020年05月12日

パチビーをご覧の皆様、2週間お待たせいたしました!今週はコラムのお時間でございますよー。
隔週火曜日更新、並木塔子のコラムはじまりはじまり!

引き続きステイホームな日々です。色んな情報が飛び交っていて、一喜一憂してしまうこともあれば今はじっと耐える期間なのかな、なんてことを思ったり、税理士さんと相談して手続きを色々したり。

とりあえず家にいます。最近のマイブームといえば散歩と縄跳び。旦那さんも一緒にはじめて、私だけでなく旦那さんもすこし痩せました。あとは食生活改善。

必要以上にカロリーをとらないことや、栄養の調整などなど。たんぱく質をしっかりとるとささくれがなくなった!という現象が起きて、栄養は大事なんだなあとしみじみ思いました。

筆者はダイエットを、かれこれ2ヶ月近くしておりますが、現在6キロ減量しました。履けなくなったけど気に入ってとっておいたスカートやパンツが履けるようになって、すごくしあわせです。私生活はこんな感じ。Twitterでもたびたび呟いています。

現在はコロナ明けになにをしたいのか、何ができるのかなどに思いを馳せています。生憎撮影は夏くらいまでなさそうな気配。できることをやっていくしかないですね。事務所の後輩とマネージャーとでミーティングしたりもしました。それに関しては色々展開できそうなのでお楽しみにです。

話は変わりまして。筆者はAVに出るようになってから映画が好きになって、様々な作品を観てきました。しかしながら根暗な性格のせいか、どうしても心に残るのは一風変わったものと言われているものや、バッドエンドで胸糞映画なんて呼ばれているものが多い。かけちがえている感じの愚かなジョーク映画も好みます。ただし、サブカルチャーに興味があるのかというと・・。興味があるものもあるといったところで、それが好きならこれも観てみなよ!と言われるものにいい反応ができることもあまりない。なんというかワガママな性癖だ。

なんにしろ、大人がたくさん集まって面白いと信じてお金をかけて時間をかけて、作ったものが映画なのだからどんな映画にもなにかしら知るところ、得るものはあるはずなんですけどね。同じようなジャンルでも肌に合わないものはある。不思議なことです。こんなことを言いつつスタンダードな映画も好きです。天使にラブ・ソングをとか、キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンとか最高ですよね。

さて、話が逸れましたが、自粛中に観た映画はこちら。
・愛しのアイリーン
・縞模様のパジャマの少年
・ミスミソウ
・魚と寝る女

このあたりです。人の愚かさも時代の愚かさもこれでもかというくらい描かれている映画ばかりで、大満足でした。

直近で観た魚と寝る女について少し触れたいと思いますが、筆者はちょっと心の歪みがあるせいかスタンダードなラブストーリーよりも+アルファ何か他の部分での強い繋がりを感じるけれど、結局は悲恋みたいなラブストーリーが好きなのだと実感させてもらった映画でした。監督は最近大好きなキム・ギドク監督。韓国の映画です。他にも「悪い男」「受取人不明」など、筆者のなかでの名作おおし!

魚と寝る女の主人公は、桟橋の釣り場で商売(娼婦のようなことも)する無言の女。全編通して台詞はほとんどない詞はほとんどない。唯一の台詞は「キャー!」一言だけ(そのせいか妙にその声が心に響くんです・・)

正直いうと同監督の他の作品よりストーリーらしいストーリーはなく、目が離せない!みたいなハラハラ感はないのでハラ感はないのですが、全く先が読めなくてボーッと観てると、え?あれ?となる。主人公二人にちょっとした常識が欠如しているため、行動の予測がつかない。え、なんでこんなことになったの?とはてなマークで一杯に。観終わった後もあれ?なんか呆気ない?ん?御伽噺なのかな?と腑に落ちない感想を抱きましたが、観終わって数日経った今、集中力のない自分がかなり細部まで映像を覚えている。長い紙芝居を見ていたような感覚というか、とにかく女優さんのいい女っぷり。妙におしゃれなのに壊れてる人ばかりの登場人物。

あー、これは好きなのだ。と思いました。主人公が赤い服を着ていたのですが、メルカリで似たような服を探しちゃったしね。映画の感じ方は自由で、観終わった直後に白黒つけるようなものだけではないのだと今回勉強になりました。作品自体は歴史とかそういう頭がよくなるような映画ではなく、刹那的な娯楽作品です。

気になる方は是非観てほしいなー。

皆様はどんな日々を過ごしてますかね。
また感じたこと、映画のことも更新しますね!
それでは!
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