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スマートパチスロを妄想

2022年08月15日

先月。7月19日「スマート遊技機フォーラム」が開催され、スマートパチスロ略して“スマスロ”が紹介されました。・・・と言われても何のことかさっぱりという方もいらっしゃるでしょう。ものすごくざっくり言えばメダルレスのパチスロです。

https://www.pachislot-summit.com/smart_pachislot_special(パチスロサミットON LINE)

日電協(パチスロメーカーの業界団体)が運営しているパチスロサミットON LINEというHPでも解説されていますね。このスマスロは今年の11月から導入開始予定となっています。もうすぐです。

5号機から6号機になった時もそう。古くは4号機から5号機となった時に5.5号機や5.9号機。「新しいものが出るよ〜」と言われた時にときめかない人が多くなっていることと思われます(笑)。しかし、今回は違います。普及すれば、もの凄い変革となるような予感がしております。


6.5号機から有利区間での出玉が、それまでのMY方式で2400枚から差枚数管理方式で+2400枚までと変更されました。有利区間のスタートから凹んでしまった場合、そこまでの凹み枚数+2400枚は期待ができることになります。ただ、有利区間の上限は4000G。有利区間が終わってしまえば押し順ナビなどを出すことができません。

4000Gに間に合うように超速で払い出しをすれば? そうすると400Gで220%や1600Gで150%という出玉率の上限に引っかかってしまいます。出玉を出すにも限界があるのです。これが「遊技機規則が変わらなければそんなに期待できないよ」という方の基本的な考え方でしょう。

ところが、スマスロの場合。基本は6.5号機の内規なんですが、スマスロ専用の内規も用意されているようです。そちらは、有利区間のゲーム数が無制限となります。実はこれ、凄いことができそう・・・と思っています。実際に作れるかは知りませんが(汗)。まあ、その話は後ほど。


パチスロの基本的な動作は変わりません。3本以上のリールで最大21コマ。レバーを叩いてストップボタンをペシペシ。リアルボーナスで出せる枚数も同じですし、許される出玉率の幅も同じ。はい。いわゆるノーマルタイプには何の恩恵もございません

と、言いますか。メダルレスとなったら25Φも30Φも関係ありません。30Φ専門メーカーなどはスマスロを開発するメリットがまったくないので、当面はスマスロとメダルありのパチスロが共存していくこととなりそうです。ノーマルはそれまでのパチスロ、AT系はスマスロ。スマスロに必要なユニットの数もありますしね(来春までに10万台〜15万台を予定とのこと。部材不足ですね。争奪戦になりそう)。


ユーザーにとって操作性が変わるのは、やはりメダルレスとなることでしょう。メダルの投入口にセレクタ。払い出すホッパーとそれを受け止める下皿が不要となります。ご家庭に実機をお持ちの方は痛感していると思いますが、機械の故障で多いのはこういったメダル周りのことが多いです。メダルを使わない衛生面と故障のリスクが下がること。この2つが筆頭です。

いや、しかし。最近はメダルが綺麗なホールばかりですが、その昔は手垢と台の汚れで大変なことになるのも珍しくなかったです。業務用の洗剤とか持っていたなあ・・・。そうです。メダルがなくなるのです。付随してドル箱もそれを置く棚も不要となります。これ、凄いカルチャーショックじゃありません?

今までは、ドル箱の後継などを見て「このホール出ているなあ」とか「この新台は刺さると凄いんだ」とか“パッと見で”思ったものでした。ホールも出玉の見栄えなど“見せ玉効果”を考えてきました。このままでは、その手法が絶滅してしまいかねません。いや、これはパチスロの大きな転換点とも言えるでしょう。


そんな転換点となるかどうかは、スマスロの普及にかかっています。これが・・・AT系はそうなりそうと思っております。今のところ、それくらいアドバンテージがあるように感じられます。いや、分からないですけど(笑)。そんな無責任なと言われるかもしれませんが、分からないものは分かりません。だって、まだ1機種も出てきていないのですから。

5.5号機の時もそう。メイン基板管理とか役比モニタとか一通り出た後に「純増傾斜値2.0枚(ボーナス込みの純増速度)」が出てきたような。内規というのは公表の義務もありませんし、頻繁に形を変えていくものです。なので、今のところ・・・というか。公式に発表されているものだけで考えれば・・・という条件付きになりますが。それでも「凄いことができそう」という妄想が膨らみます。

6.5号機からの有利区間はこのようになっています。

・有利区間開始時から差枚数をチェック
・差枚数+2400枚で有利区間が終了
・従来のパチスロは4000Gで有利区間終了
・スマスロはゲーム数無制限

そこまで凹んでいれば、2400枚以上出ることもあるということです。ただ、凹んでいなければなりません。どこから? 有利区間が始まったところからです。つまり、1回の有利区間で2400枚以上を出すには、従来のメダルありのパチスロならばハマリとロングのATを4000G以内に消化せねばなりません。

これがスマスロになれば。有利区間のゲーム数が無制限となります。ゆっくりハマってゆっくり出すことが可能となります。時間はかかりますが。全部を1つの有利区間としても良いわけで、その差枚数情報がクリアされない限り、その凹み分+2400枚の最大値を見込めることになります(19000枚のコンプリート機能まで)。

これは妄想ですよ(念押し)。

例えば、差枚数が19000枚のコンプリート機能を有に出せるほどマイナス前提の機種があったとしましょう。で、何か特殊な役を引いたら期待値が5000枚近く(一発役は3600枚までという噂もありますが、日電協の公式コラムでは触れられていませんでしたね)。誰ですか。GOD図柄揃いが見えるとか妄想しているのは。そこまでは言っていませんからね(笑)。できるかどうかも不明です。

古くは4号機時代末期。ストック機は、フルストック(ボーナスが内部成立)されていることが前提のゲーム性と出玉設計となっていました。それと同様に差枚数大幅マイナスが前提の機種も作れるんじゃないかな? なんせ有利区間が無制限なんですから。

もちろん、差枚数情報のクリアとかは気になるでしょうが。RAMクリアなどでストックを飛ばすホールは多くなかったとだけ付け加えておきます。というか、そういうホールは淘汰されます(笑)。設定変更時などの処理ですね。気になるのは。


ということで。6.5号機はそれ以前の機種よりも比べ物にならないほど自由度が高いと思っていますが、スマスロはその何倍もいろいろできそうというのが、現時点で思っていることです。ノーマルは変わらないですけどね(笑)。

駆け足で感想を書きましたが、あくまでも妄想の域は越しません・・・ということで。正確なことは公式発表をご覧くださいませ。

https://www.pachislot-summit.com/column/20220719/(公式コラム)