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2024年04月22日

「アナザーリノヘブン」とスマスロが普及した世の中を想像して思うこと

2022年09月15日

スマートパチスロの導入日が11月21日に決まりましたね。最初に出るタイトルは「L 革命機ヴァルヴレイブ」(SANKYO)・「L バキ」(オリンピア)・「L アナザーリノヘブン」(山佐)だそうです。この原稿を書いている段階では、機種名しか分かっていないですが。

普通に考えて、有利区間のゲーム数上限が4000Gの6.5号機よりもパワーアップしているわけです。ハマり部分+出玉獲得部分を4000Gで完結する必要がないのですから。そう考えると、細かい出玉への工夫はさておき、AT機のゲーム性となるんでしょうね。そういったタイトルが並んでいます。「アナザーリノヘブン」を除いて。いや、どういうゲーム性なんだろう。


ここ最近の「リノ」シリーズといえば、トマト揃いからリアルボーナスの圧倒的な連チャンが特徴でした。そのためノーマルの亜流と思われがちですが、保通協などの分類上はAT機扱いとなっています(型式名の最後にAT系を意味する「/」が付いていた)。しかし、押し順はナビされない・・・というのが実情です。

6号機から(正確には5.9号機から)有利区間という概念ができたことは、皆さんご存知のことでしょう。有利区間とはナビを出して良い区間のこと。ナビのない「リノ」システムは有利区間と無関係のはずです。それなのに、有利区間が優遇されるスマスロの一発目に「リノ」の冠を持ってくることにドキドキしております(笑)。
▲6号機で登場した「リノ」シリーズ

6号機でも「リノ」システムは作れます。シリーズ機も2機種が登場していますよね。ですが、これだと有利区間が変わった恩恵を受けられません。ということで、普通の「リノ」システムではないんだろうな・・・というのが第一感。まったく違うものになるのでしょう。

そもそも思い返してみると、最近の「リノ」システムの元祖は2015年12月に登場した「リノ」からになります。この時は、前月に5.0号機の新規設置が終了。5.5号機の幕開けでした。駆け込みで5.0号機を発売するメーカーが多い中、5.5号機でも新たなものにチャレンジする姿勢を見せたのが「リノ」だったのです。このような内規の切り替えの一発目で、あっと言わせた歴史があるタイトルなのです。スマスロの一発目、期待しちゃいませんかね?

“アナザー”リノなので、旧来の「リノ」システムではないだろう。そこまでは予想できます。同じままでしたら「ドキドキした気持ちを返せ(笑)」と言いたくもなります。これが普通のAT機のようになっていたら「どこがリノなんだ」と思ってしまうことでしょう。それだけに期待してしまうのです。今のところの予想をまとめるとこんな感じです。

・優遇された有利区間を使っている
→旧来の「リノ」システムではない
・かといって普通のATではなし
→「リノ」にする必要ありませんもんね
・「リノ」の名に違わぬ連チャンをする
→どうやって? というか、どの連チャン系統?

「もうこれ以上ハードルを上げないで!」と山佐の方々の声が聞こえるような気がするのでこれくらいにしておきます(笑)。とにかく気になっています。


そんな機種の想像も楽しんでいますが、実際スマスロが普及した世の中ってどうなるのだろう。そんな現実的な想像もせざるを得ません。

まあ、いきなりスマスロだらけになることはないと思っています。まず、そもそものユニット・新台の供給量には限界があります。当面7万台。来年の春までに15万台を予定しているそうです。パチスロは全国に少なくとも130万台くらいはあるので、そのうちの1割ということになりますね。

メーカーとしては、スマスロのほうを作りたいのかと思います。自由度が高いですからね。その分、良い機械も作れると考えることでしょう。理想論では。

一方、ホールは買いたくても買えないところが多くなるでしょう。そもそも部材が足りません。なので、スマスロを導入できる資金力があるところも、従来のメダルありパチスロと併用することになります。メダルありパチスロの筆頭はノーマルタイプとなるでしょう。有利区間が搭載されていなければ恩恵なし。「ジャグ」やら「ハナハナ」やら。スマスロとするメリットがないからです。スマスロを導入せず、ノーマルも出していないところは通う価値なしです。ええ。

となると。1割がスマスロ、9割がメダルありのパチスロとなります。市場規模はメダルありのほうが多いので、売上を見込むならメダルありパチスロは無視できません。すぐに作られなくなることはないのかなと。なので、スマスロに移行する流れはそんな急激とはならないなと予想します。

分からんですけどね。もの凄いヒット機種が出て、部品供給も一気に進むとかあるかもしれません。ただ、現状ではなさそうかな。ノーマルは認定の最後まで使うでしょうし。そもそも、どのホールにも従来のメダルありパチスロを動かせるだけの設備は既に持っているのですから。


と、急速に進むことはないと思っていますが、スマスロだらけになるとどうなるか想像してしまいます。

まずは活気。今まではざっと稼働量を見て、さらにドル箱を見て「人が多い割に出ていない」などと印象を持っていましたが、これからは稼働量しかパッと見で分からなくなるかな〜。と打ち手目線で考えてしまいますが、ホールにとっては「見せ玉効果」が減るということ。出るホールというアピールのやり方が少し変わるというか、考えなくてはならない部分でしょう。

そういう面では、既にパーソナルを導入している店舗が参考になるかもしれませんね。あんまり困った記憶がないのは、チェックしているパーソナルのとあるホールは、台上のデータカウンタが充実しているからかなあ。結構、台上カウンタで見られるデータと、その見栄えは大事かも。

まあ、パッと見ができないので、その分どの台もデータをしっかり見るわけです。そうなると関係なくなってくるのが角台やら角2が出ているという見栄えかもしれません。正面の入り口から見える位置の新台など、困ったら座っていたのですが、そういうことは使えなくなりそうです(笑)。

次に気になるのは棚ですかねえ。今まではドル箱を置くスペースに使われていたところです。これがスマスロになったらいらなくなってしまうのですよ。ガラーンとしているだけだったら殺風景。そうは思っているのですが、では何にすれば良いのかアイデアが浮かびません。どこぞ面白い活用方法をしているホールがあったら、こっそり教えてくださいませ(汗)。