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10月8日(月)パチンコは曲が十割?

2018年10月08日

うぃぃぃぃぃす!レタスです。パチンコパチスロの七不思議の一つをお話ししましょう。

"パチンコを打っていて大当りラウンド中の曲など「これいい曲だな?」と思い、後でダウンロードして聞いてみると案外そうでもない。"
私は上記のようなことが結構あります。なんなのでしょうか。足りない頭で考えてみるとパチンコが作り出している状況が必要以上に曲の力を倍増させている?というより、完全に受け手の問題で心理状況によって如実に曲の聞き方が変わっているのではないでしょうか。つまり、液晶表現や可動役物と同じくらい、それ以上に打ち手に影響を与えるのが曲を始めとするサウンド関係なんですね。

今回はパチンコは曲が十割論者として薄っぺらい持論を展開させていただきます。

言い方は悪い上に昨今の風潮的に語弊があるのですが、曲やサウンドが向いているベクトルは「中毒性」なのではないでしょうか。

遊技機においての評価基準、それは稼働です。稼働とは?別名アウトとも言います。パチンコは終日フル稼働であれば50,000発、9時開店の店であれば60,000発近い玉がハンドルから発射されます。営業時間内に打ち出された玉、これが稼働です。(ちなみに入社したばかりの頃は「新台で50,000発稼働しない台は相当ヤバイ」と言われていたものの、現在新台で50,000発稼働する台は年に3台もないです。40,000発台前半ならば合格点なのが現状です。)

単日での稼働も、もちろん大事なのですがやはり長期稼働なんですよね。つまり、再遊技に繋がる中毒性は不可欠なのです。そういう点でいうと現在の主力機種は抜群の中毒性を持つものが多いように感じます。シンフォギアのあの着メロ音とか。
遊技機は打つ前に訴求するべきは筐体だったり、液晶、ギミックだったりするのですが遊技において訴求する曲の枠割は非常に大きい。それを知ってるからJASRACも徴収に躍起になっているんでしょうかね。

しかし、中毒性だけにフューチャーするのもまた味気ないので補足します。
1960年代から提唱されている心理療法ですが、"回想法"というのをご存知でしょうか?昔のことを聞いたり話したり、昔の歌を聴くことで認知症の治療や予防となる、そういった理論です。特に五感の中でも記憶に残りやすい音楽を聴くことで症状が改善する例もあるようです。
確かに私も「残酷な天使のテーゼ」を聴くと大学生の頃エヴァSFを打っていた頃を思い出します。当時のパチンコ店の匂いや乗っていた車の音まで。

人間の記憶に関する部分というのは音に関して非常に強く繋がっているのでしょうか。中毒性だけでなく音楽回想療法も取り入れた機械なんてものもあった方が客層によってはいい店もあるように感じます。

遊技機は一つの要素で語れるほど簡素なものではないと思いますが、曲や音はこれほどまでに影響力が強いのです。ギミックや液晶にお金を使うよりも音にこだわる方が長期稼働にも繋がる気がするので"曲が十割"と言って回ってるわけなのです。昨今のゴテゴテした機械が多いなかで切り口として音から変えるというアプローチもなしではないと思いますが、機械を買うホールの方としては関係ないよな~とも思いますね。