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1月29日(月)復刻機の分水嶺
あ、どうもレタスです。
つい最近なんですが、フィーバーパワフルを打ちました。
千円で8回しか回らず辛い思いを…泣きそうです。
何故こんな仕打ちをするの夢夢ちゃん…。
さてパワフル、あとはクィーンという復刻機でのスマッシュヒットが続いたのが3年ほど前。
雨後の筍ではないですが復刻機ブームが若干あったような、なかったような。
しかしまあ現金機の時代から見事に現代へ返り咲いた機械もあれば、昔の名前だけで全くウケずに消えていく機械もあるわけで。
その差を分ける分水嶺はどこにあるのか。
2~3年前から色々と考えているのですが、その2018年バージョンということで今回は語らせていただきたいと思います。
【ダメだった復刻】
売る立場での肌感覚ですが、「名前」のアドバンテージは感じますね。いや当たり前なんですけど。
でも名前だけなんですよ。実物見るとコレジャナイ感が一気に場を支配します。
最初は高評価してくれてありがたい…!と思うのですが、こういった決裁者は復刻機原理主義者の場合が多く、名前でテンション上がって顔見て失望のテンプレに沿うことが多いです。
復刻機原理主義とは簡単に言うと
「液晶もセルも昔のまんま出してくれよ!」
という勢力です。
これにストレートに応えた甦りぱちんこシリーズをあの人たちはどうしたのでしょう。
あれだけ言ってたんだから買ったんだよな…?な?あ?
買ってなかったら…ねぇ…いいですけど…でも忘れねえからな……。
あ、若い決裁者には全く響きませんということを付け加えておきます。
アレパチや権利物…ゲーム性はもちろんですが射幸性が高いことが評価されて名機化されているタイトルが少なからずあります。
この爆裂機タイプは復刻機に向いていないと私は思います。
なんでって…?
会えない時間が愛育てるのさ、とばかりに、時間の経過とともに美化されてハードルが無駄に上がっている状態で、昔と比べ物にならない出玉性能の剥離が致命傷になるからです。
アレジンやソルジャーは見事にここに当てはまり、鉄火場の思い出が逆に機械単体の評価の邪魔してますねこれは。
ということで現代に甦らすならば、それ相応の出玉性能を有さないとダメな名機というのも存在しますよね。
【現行基準への親和性】
つまるところ、復刻機をリリースする大義名分は「オールドユーザーへのアプローチ」です。(多分)
しかし、昔の名前のアドバンテージは昔の印象が美化されているが故のハードルで、イーブンやマイナスにしかならないのが復刻機の現実だと思います。
クィーンやパワフルは何故高稼働に成りえたかという点に関しては、悪く言えば迎合した、良く言えば現代へ親和性を高めた結果と言えます。
初代の遊技環境は40玉交換で現在の等価に近い交換率が主流の現代とは月とスッポンなわけです。
こんなところに原理主義者のいうように1/240~254のミドルスペックでリリースしたところで支持は得られないでしょう。
賞球も違いますし、お金を入れるスピードが段違いなので…。
甘デジスペックにしたのは、当時の遊技環境は再現できないのでせめて初当たりを引く投資は当時の感覚に近づけるという理念を感じます。
個人的にも甘デジかつ8個保留こそ復刻機の必要最低限の備えだと思います。
回せて甘デジくらいの初当たりでようやくオールドユーザーを捕まえられるでしょう。
バカ正直に当時のスペックに近づけたら離れていく姿が目に浮かびます。
以上、爆裂機にカテゴライズされていない名機を8個保留の甘デジでリリースすることが良い復刻機となる分水嶺という結果論でした。
でなくとも、これだけ遊技中はスマホポチポチユーザーが増えてるのですから、普通のセブン機は8個保留必須じゃないですかねぇ…。
冒頭のパワフルで私が受けた悲しい仕打ちはたまに遊んでみようというユーザーを容赦なく殺しにくる遊技環境を如実に示しているのですが、そんな店で打つお前が悪いと言われれば素直に反省するばかりです。
2018年もこの復刻の流れは続くでしょうが、廉価でリリースしないと意味がないので頑張って…頑張ってください!