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2月12日(月)風営法改正とカジノについて思うこと
うぃぃぃぃぃす!レタスです。
ということで平成30年2月に突入してしまいました。
「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則」(長ぇ!ので以下風営法)が施行されましたね。
施行となった2月1日には一般ニュースにもなってましたが、パチンコユーザーや業界で働く人にとっては「何を今更」という気持ちだったと思います。
今回の風営法改正の根底にあるのは「ギャンブル依存症対策」です。
さらにギャンブル依存症対策を何故急ぐかという根底には「IR推進法案」の成立があるからですね
ちなみにIRとは
「Integrated(=統合された)Resort」
カジノばかりがクローズアップされがちですが、カジノ、ホテル、国際会議場などが一体となった施設の整備を推進する法案です。
観光立国、滞在型観光の強化へ向けた施策として3月末には実施法案を提出すると言われているので時間の問題でしょうか。
ギャンブル等依存症対策推進閣僚会議が発表している論点整理概(PDF)
パチンコ及びスロットは出玉規制の基準を大幅に見直し、射幸性を抑止に舵取り。
競馬、競輪、競艇、オートの公営競技は購入限度額の設定、場内のATM廃止、未成年の購入禁止徹底や出来もしない入場制限と…なるほど…
【カジノのために】
ご存知のとおり私、頭が悪いので難しいことはさっぱりわかりません。
なのでざっくりとした話となりますが、2016年にカジノ法案強行採決時に国会でとても強調された
ギャンブル依存症536万人
を何とか改善したい!どげんかせんといかん!ではないのです。
カジノ反対派とかうるさい予定地の住民を黙らせる
ための依存症対策!でいいんですよね?
依存症対策で実績を残すことで建設予定地の住民もとい国民の理解を得る。ここが最大の目的です。
風営法改正もカジノへベクトルを向けているんですね。
依存症対策こそがカジノ合法化、IRリゾートの大きな原動力となります。
カジノ推進派の論法としては
「日本のカジノは最後発。故に失敗することはあり得ない。」
これは完璧ですわ。
カジノ万歳!統合リゾート万歳!^^
【どこへ行くのか】
ということで主にパチンコを人柱として風営法改正、ギャンブル依存症対策は進んでいくわけですが、
私は…
私は……
ギャンブル依存症舐めんなよ…と言いたいです。
パチンコ、パチスロの射幸性が失われて魅力がなくなることで依存症は快方に向かうことでしょう。パチンコ依存症はね。
でも…他のギャンブルやるに決まってんだろ。
数年後にカジノができましたとなって
「依存症対策完璧です!マイナンバーカード提示してください。入場制限や購入限度額もあります!」
こんな感じだとギャンブル依存症の人がそもそも寄り付かないので大成功ですね。
ということで、彼らの行く先は非合法な闇スロやグレーなオンラインカジノなんじゃないでしょうか。
行政講和でよく言ってる不正改造、健全化とは真逆の方に誘導してません…?
でも大丈夫!パチンコ、パチスロを締め付けたことによる額面の依存症人口が減ればいいだけなので!
前述の2016年のギャンブル依存症人口536万人のほとんどはパチンコだと議員さんも言ってましたし。
レジャー白書の2016年度「1年間に1度でもパチンコをしたことがある人」は1060万人なので、パチンコ屋に足を踏み入れた時点で半分以上ギャンブル依存症ですね!ハハハ…
【カジノ至上主義】
頭の悪い営業マンの主観ですが、今回の規制の根底はカジノ合法化の実現のためと感じます。
もちろん、パチンコ業界のグレーな部分を棚に上げて何言ってんだと仰るのはもっともだと思います。
しかし、ここまでカジノに固執してるのは観光立国だよ?とかそんな綺麗事のためではないですよね?
IRのモデルとなっているシンガポールはどうでしょうか?
隆盛を誇った時期はあったと思いますが、2015年からカジノの売り上げ減は止まらず従業員をリストラしている現状…
マカオも2013年をピークに下がり続け、売り上げは40%減とかなんとか。
このダウントレンドなカジノを国策で躍起になってるのは多大な利権がそこにあるからでしょう。
IRが完成する頃にパチンコはどうなっているのかわかりませんが、カジノが世界的にオワコンになっていて大失敗なんてことにはならないように、頭の良い人が考えてるわけだから大丈夫でしょう。多分。