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3月19日(月)俺たちは説明できない
うぃぃぃぃぃす!どうも、レタスです。
人間誰しも理不尽な事象や矛盾に怒りを覚えて生きています。生きています?いますよね!?
パチンコという特殊な商品を販売する上でも、大きな矛盾が生まれていることをご存知でしょうか?
そう、パチンコとは切っても切れない釘のことです。
ホールには取扱説明書に記載されている諸元表どおり設置されている……
というのが大前提なので、我々は一切運用に関して説明したくてもできないのです。というか運用も何も、ホールに設置してある機械全て一律で同じなんですよ!知ってましたか!!?
大事な部分に触れてはいけないという訳のわからない状態のまま、我々は説明したくてもできない営業マンと化しているのです。
【パチンコのパラダイムシフト】
「釘調整」という言葉は現代ではタブー中のタブー、アンタッチャブルな存在。
フル稼働ならば1日4~5万発もの玉が衝突し、曲がってしまうこともあるため、諸元表どおりの状態に戻すメンテナンス…あくまでメンテナンスなんです。
「包丁人味平」「スーパー食いしん坊」でお馴染み、牛次郎&ビッグ錠先生も1970年台前半に「釘師サブやん」という漫画を描いてまして、かつては釘師なる職業が間違いなく存在していました。(今もいるかも知れませんが、いたとしても相当アンダーグラウンドではないでしょうか…)
釘の少しの動きで営業利益をコントロールするということは今はできませんし…現在は全国どのホールでも(白目)状態は全て同じですからねー(白目)。
パチンコにおいて釘に依存していた時代はもう終わったのです。
まさに天動説と地動説に変化する如くパラダイムシフトが起きてしまったのですね、ハハハハ…
【釘叩くマン】
現在とは環境も景気もコンプライアンスも違いますので話半分で聞いてほしいのですが…神話の昔…
と言っても2000年代前半まではメーカーの営業マンが運送会社の倉庫やホールで新台の釘を叩いていたそうです。
営業マンというより釘叩くマン…とは、よく言ったものでホール側も「釘叩ないと台買わないぞ」という姿勢だったようで。
2004年以降、営業マンが叩かなくなってホールから大ブーイングを喰らってしまったと。
「営業しなくても釘を叩いていれば機械が売れたのに、2004年以降は、ちゃんと営業しなくては売れなくなった」
黙ってても売れる時代だったということを鑑みてもまるで別物。…今の感覚だと全然分からないです。
【大きなパラドックスを抱えたまま】
釘が玉に干渉するというゲーム性である以上、非常に重要なファクターですが現状パチンコの前提にそれはタブーという大きなパラドックスを抱えています。
これをなんとかしてくれるかも知れない可能性として、やはり2月以降持ち込みの新基準機「6段階設定」でしょうか。
大当り確率に段階的設定を設けることで、今まで釘に依存していた部分を設定が担うのであれば、業界的にはよりクリーンにはなるんじゃないですかね?
ただこれがパチンコとして、ゲーム性として成り立つかどうかは別の話です。新しい切り口ではありますが成熟するまで時間がかかると思います。
結局、旧基準機が混在する以上しばらくこの大きなパラドックスは、居座り続ける上に緩和など存在しないでしょう。
本質の部分を大っぴらに説明できないままというのは、営業してるフリをしてる奴とも言えます。設定付きでもなんでもいいので、運用方法を提案できるような時代が来る日は…しばらく先ですね。