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ナミキ、SMイベントに行く！の巻②

並木塔子、先日人生で初のSMイベントに潜入してきました。その②です！

M男さんの開催するM男さんのためのイベント。会場にはパンツ一枚のM男さんたちがたくさん！！！そして複数の女王様、そして私、知人。

今回は会場でみた光景、プレイしている内容を通して感じた事など書いていきたいと思います！

プレイ内容①鞭（むち）
SMといえば、無知なわたしたちにも、おなじみでしょう。鞭。
会場にはパシンパシンといい音がひびいてました。女王様にとって大事な商売道具で、安物ではあまりよくない！とのこと（知人談）

また、形も色々あり、一本鞭と呼ばれるものは鞭のイメージとして一般的ではありますが、扱いが難しく練習しなければ・・というより、職人技とも呼べるそう。

鞭の打ち方もいろいろで、音は響くけど痛くない打ち方というものが一般的には好まれるよう。「より痛く」を望まれる方もいるそうだが、叩かれている、という雰囲気作りも重要なので、音はエッセンスになっているのかもしれない。

とある女王様のバラ鞭というものを触らせてもらったのだが、ツルツルと柔らかいもので、これがおしおき道具になるのかーと不思議な気分になりました。

プレイ内容②蝋燭（ろうそく）
読者様は蝋燭攻めというプレイをご存知だろうか？
通常の蝋燭では熱すぎるので、低温蝋燭を使って体にポタポタと溶けた蝋をかけていく。何故か赤い色の蝋燭が多くて、体にはくっきりと赤い色が敷き詰められていく。
血の色のように痛々しい色なのも、鞭の理由と同じで雰囲気が大事・・・なのかな。

低温といえど、蝋をはがすとその部分だけ皮膚がくっきり赤くなっている。
私がその日にみた蝋燭は、超低温蝋燭。なんと45℃だそう。手にかけてもらったが、熱くも痛くもなかった。しかし蝋をかける場所は、ちょっとデリケートな場所だったりするので、熱く感じそうな気はする。

M男さん、その蝋燭を体に浴びて、あちい！あちい！と超笑顔！
「いい顔されてますね！！」
と、駆け寄って聞いてみたら、照れていらっしゃいました。

プレイ内容③口移し（？）
M男さんということでなく、僕は変態なんですって方もいた。
その人は歯ブラシを持参して、女王様にそれを口に含んでもらい、歯を磨いてうがいをした唾を飲みたいそうだ。（断られていたが、やってくれる女王様もいるようだ。）

女王様にひれ伏す瞬間
SMのすべてに信頼関係や、愛があるわけではないと私は知人から習い驚いていたが、イベントでは初対面同士でプレイをするため、やはりそうなんだなと思いました。
痛いところをわかってくれるわけでもない。相手を好きなわけでもない。自分の事をよく知らない人に罵倒されるのが好き・・とか。

でも、誰でもいいわけではないという。そこだけは、共鳴しあった者同士のお楽しみってところなのかな。

私が目撃した、とある瞬間。

丁寧な男性と、穏やかな女性。
男性が鞭で叩いてと懇願し、女性はその男性を鞭で叩く。

叩く、叩く。繰り返し同じ場所を叩く。
皮膚が赤くなっていく。「そんな同じとこ叩いたら痛そうだなあー」と思いながら見ていた。

満足いくまで女王様は、鞭を振り、最後に、えいやっと10センチ以上あるピンヒールで男性の尻を蹴飛ばしたのだ。「これが最後だ、くらえ！」みたいな吹き出しを付けたらしっくり来そうな光景でした。さすがの貫禄。そして、その打たれていた男性。

うっとりとした顔から、次第に焦点が合ってきて、慈しむような視線で女王様を見つめている。そして、最後に蹴られた後には土下座をして、潤んだ目でお礼を言っていた。あ、今この人はこの女王様をリスペクトしたんだ！っていうのが、わかりやすいくらいにわかりました。リスペクトするかしないか。何の違いなのかなあ？深く知りたいような知りたくないような・・・

ただ、リスペクトしたその瞬間というのは、素人目にみても、二人が通じあっているように見えてとても輝いてた。女王様が蹴飛ばした後さっさと姿を消したのもかっこよかったな・・。

そんなこんなで、前回から続いたこのSMイベントのレポート、こちらで〆させていただきます(*^^*)
また何か思い出したり、感じたことがあれば書かせていただきますね！
本当に、珍遊会の皆様、ありがとうございました！

写真集の衣装↑（もうすぐ発売です☆）

次回は・・きたる、五月病対策という感じで、鬱屈した気持ちの乗り越え方を塔子節でお送りします！

では、来週もお楽しみに！

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