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3月11日(月)別れの季節、営業マンの転勤は大変?

2019年03月11日

うぃぃぃぃぃす!レタスです。3月に入りまして決算前でバタバタしてる会社が多いでしょうか。あと人事異動ですよね。長年親しんだ土地から新天地へ…学生のみならず社会人にとっても別れの季節なのです。
私自身数々の上司、先輩、同僚と異動でお別れしてきましたが、この商品の営業を0の土地から始めるのは会社の看板があるとはいえ、不安とストレス以外の何物でもないと思います。売るものは一緒でも1から顧客との関係を作らなきゃいけませんし、異動直後から結果は求められますし。マンパワー……もちろん必要なのですが大事なのはマシンパワー、商品力という点でもありますから。

◆顧客と友達になれと言った先輩
パチンコ業界に流れる空気は独特なので、実際ビジネスの常識が通用しない点が多々あります。ペーペーの新人だった頃に良く面倒見てくれた先輩は

「顧客と遊び行けるような友達になれよ!」

と私に口を酸っぱくして言ってました。この業界の気風を捉えていた…のか、機械がどうこうというよりはフワフワした仲の良さという要素部分での繋がりが重要だと説いていたのだと思います。仕事とプライベートを余り分けないワーカーホリック気味の人でしたが、その手法が当時は1番効果的な時期だったのかな…と今考えれば納得できます。

だから成績の良い営業が異動したらサッパリなんてことはザラにあり、故に転勤なんかした日には1からそういった仲の良い、悪く言えばズブズブの関係を作っていかなくてはいけないので超超超〜〜〜大変なんですよ。正直、営業マンの力が凄いんじゃなくて顧客の財布が凄いのです。ほかの業種でも当たり前か。

◆やっと普通になってきただけ
あれからウン(十)年、顧客はどんどんビジネスライクになりました。接待の類はもちろん、メーカーの機種毎のノベルティグッズ(ティッシュなど)さえ受け取らない法人も増えてきました。コンプライアンスの遵守は企業として当たり前、癒着の余地は残さないのが普通となっただけなんですけどね。

約30年間、蝶よ花よと持て囃されて、利益の上がる商売の代表格(○税も)として君臨してきたこの業界も年1割ずつ売上が減る時代となり、ようやく普通の会社くらいの意識になってきたというところでしょうか。

故に転勤なんかでどうこうなるようなものでもなく、フラットに機械を評価できる素地は出来つつあるので、気を病む必要もなくなったとも言えます。が、そもそも機械が売れないこの時代に頼るべきは結局、情や人間関係に縋らなくてはいけないパラドックスを抱えて今日も営業マンは仕事をしているのです。

もし、パチンコがネット通販時代になっても一定数は営業寄越してよと言ってくれる人がいますかね?そんな風に思われるように頑張りたいですね。多分いないと思います。