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救世主について
パチビー読者の皆様!一週間楽しみにお待ちいただけましたか?
毎週火曜日更新「こんな塔子でイイですか」はじまり、はじまり~
もう、何度も泣けるお芝居の仕方について
触れてきて、そして、うまくいかなかったりして、考えることは色々あるんだけども、
先日、初の試み。
Vシネマの撮影で三泊四日、そして帰ってきてから一日写真の撮影で、五日間もの間、お芝居とじっくり向き合うことが出来ました。時間に適度に余裕があって、なんと二十行ほどの長台詞、涙の指定もあり、これでもかってくらい考えました。
撮影に参加してくれた役者さんもスタッフさんもたくさんいて、賑やかだし、たくさんお話もしたし、自分のことも居てくれる人たちのこともたくさん考えました。とても有意義な時間だったように思う。
今回台詞覚えが良いとお褒めいただいたり、泣くことがスムーズに出来たり、自分的にも手応えがありました。台詞も、少しずつ台詞でなく、気持ちがこもったものになっていっているというか、
終わる頃はその役でなくなることがとても寂しかった!!
しかし!今回スムーズに泣けたのには理由があります。筆者は少しばかりナイーブなところがありますが、頑張って生きている部類の人間でして、泣き虫、というほどではないので、悲しみのツボというものは自分でも手探り。こういった時に悲しいということがまるでわかりませんでした。
しかし、たくさんお芝居のお仕事をいただいて、一年ほどやらせていただいた結果わかってきたことなんですが、
誰かが助けに来てくれると泣いてしまうんだなと思いました。
メンヘラみたいですけど、あぁ、味方がいてくれたのだという感動、辛かった自分を受け入れられるのは、やはりその自分を他者に認められたり、そのまま愛された時だと筆者は感じている。
過去に、本当に辛くて、擦りきれて消えてしまうのではないかと言うくらい辛くて、円形脱毛にもなったし、原因不明の吐き気が止まらないほどの出来事があったのだが、頼る人が誰も見つからなかったということが一度あった。
自分も大人になったので、その時ほど人を信じ過ぎることはないから、今後はそんなこと起こり得ませんが、その時は悲しみの沼にはまり、そして果てしなく孤独で、そして勝手に助けてくれるヒーローも神様も存在しないのだなと絶望した。
そんな中で助けてくれたのは、娯楽であり映画を観ることなので、結果としては今の生活に結び付いているからよかったのだが、当時はドラマのように、歌のように、映画のように、見も知らない第三者が、筆者の気持ちを汲んで、冴えない世の中に代わりに怒り、筆者を傷つけた人を代わりに苦しめてほしかった。そんなことがあるなら、あったならと夢をみて、たくさん泣いていた。
映画には、救世主がやってくるんです。
あんなにほしくてたまらなかった救世主が。
そして、自分が誰かの救世主になることもある。そんな時に涙が出ないわけがないのです。
課題としては、これは、たまたま私の経験が生かされて役と同化してしまえたということなので、ふとした時に溢れる涙や、嬉し泣き、そんなものがいつか出来るようになりたいなと次の目標が出来ました!
演技はとてもむずかしい。でも、AVと通じるものもあって、お芝居をするのはとても楽しい。1ヶ月ごとに進歩して、いつかまだ見えない新しい自分に。積み重ねたものを認められるくらい素敵な自分になっていきたいな。ではまた来週!
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