パチビー読者の皆様！2020年から隔週連載になりましたが首を長くしてお待ちいただけていたでしょうか？

筆者はというと、日々Twitterにあげる写真をいじくり倒しておりました！

あまり事件らしい事件はないのですが、今年に入って早々、皆様に会えるイベントが盛りだくさんになってきて、目がまわりはじめてます。当日はあくまで楽しみですが、告知が増えると自分でも何を言ったか、そして何を言ってないかがわからなくなってしまうんです。

そして、人が覚えやすいように告知をしていく必要もあって、ぱっと見でなんのイベントかわかるように、工夫を・・・と頭のキャパシティがぐるんぐるんです。

そんな筆者は年明けに軽い事件がありました。

お世話になっていた先輩に、レコーディングについてお願いしていたのですが(筆者はシンガーソングライター活動もしております)、心当たりをあたってもらって、軒並み断られてしまったのです。

ただ、これが不思議なのが理由がちょっとハッキリとしないのと、先輩がやたら気を使ってくれているのとで申し訳ないやら腑に落ちないやら。

たてこんでいる時期だったからなのか、筆者の立場的なものなのかわからないのですが、やはり、性産業に関わってしまった以上、付き合う人は限られるという、ことなんだろうなということを感じてしまいました。すべての人には受けいれられることはなく、その中には、関わりを持ちたくないという人もいて、「差別はしないよ」という謎の鎧を武器にして、本当は否定しているっていう潜伏した差別者も含め、何を話しても理解し合えない人がいる。それは、理解し合うことを諦めなければならないということ。

なかには、なにかに心を打たれたときに数人手のひらを返す者もいるのだが、基本はこちら側の世界に近づくことはないのだ。友人関係であれ、仕事であれ。

力が足りない、という言い方もできる。その方が前向きになれる気もするが、筆者は思う。特殊な道を選んだ以上、傷ついてる暇はないのだ。覚悟があって挑んだこと。ある程度のもしかするとたくさんの人に嫌われたりプライベートゾーンに踏み込む権利を絶たれてしまっていること。そんなのは悲しいことではなくて、本日の日常では当たり前の事で、筆者は世界を変える勇気も変えたいとも思っていないのだ。

そして、AVをはじめる前に戻って、たくさんの人の懐に入る権利がほしいのかというとそんなことはなくて、何が言いたいかって今周りに凄く恵まれていて、軒並み断られてしまったレコーディングは、半日で今よくしてくれている女優さんがエンジニアさんと関係を繋いでくれた。そして、それをたくさんの人が喜んでくれた。

AV女優は、世間で思われているほど天涯孤独ではない。この仕事を通してとてもいい関係性も築くことはできる。自分でも少しみくびっていたように感じる。

ありがたいと思えることが日々絶えないだなんて、最高の日々としか思えません。

こんな最高の日々を過ごしながら、お仕事にいそしみたいと思います！皆様も再来週まで元気でね！

さてさて舞台挨拶のお知らせです！
1月25日(土)PM3:00〜上野オークラ劇場にて
希島あいりさん、麻倉ゆあさん、工藤雅典監督、きみと歩実さん(4代目マスコットガール司会アシスタント)、そして並木塔子が『人妻の湿地帯 舌先に乱されて』の新春舞台挨拶を行います！


＜スカパーアダルト放送大賞2020＞
▶公式ホームページ
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