本機は、パチンコの歴史の中でも初期に大人気を博した「ALLモノ」ジャンルの台だ。


どのチャッカーに入賞しても13個の賞球を得ることができるため、本機は「ALL13」の機械と呼ぶことができるだろう。
※呼び名は「平台」「普通機」など多数

盤面には電飾こそ少ないものの、(電動ではない)チューリップや連動アタッカーが配置されており、古き良き昭和パチンコのテイストが楽しめる。


また、普通機である本機にはデジタルによる抽選はおろか、役物による抽選もなく、「大当り」という概念自体が存在しない。

その代わり、各チャッカーが連動しやすくなっていたり、入賞すると開放するチューリップが搭載されているのだ。

これらのチャッカーに連続入賞させて玉を増やしていくゲーム性となっている。


スペック的には、玉が減るのも増えるのもゆっくりなので、じっくりと時間をかけて勝負したい人向け。

運の要素に左右されない分、釘と技量によって確実に勝つことも不可能ではないぞ。

本機には、数十個の玉を獲得できるチャッカーが2種類用意されている。

①特賞口
盤面中段に位置する3つ並んだチャッカーへ入賞すると、下段のアタッカーが開放する。

左：左アタッカーが開放(1カウント)
右：右アタッカーが開放(1カウント)
中：左&右&中アタッカーが開放(1カウント)


初回の入賞と合わせて、中央の特賞口であれば約52発、左右であれば約26発の戻しが期待できるぞ。

特賞口へは、下記画像の通りワープルートを狙って入賞させよう。


②チューリップ
中段やや下に配置されたチューリップに玉が入賞すると、チューリップが開放して次回入賞しやすくなるぞ(2カウント)。

初回入賞と合わせて約39発の戻しが期待できる。